エンジニア の技術書

13 冊の技術書が見つかりました

アウトプット大全

アウトプット大全

樺沢紫苑

2018年8月 発行

どんな本?

「勉強した!」とTwitterに書いた翌週、何も覚えていない現象に心当たりがあるなら、たぶんインプット過多の症状です。本書が処方してくれるのは、読んだら話す、学んだら書く、という当たり前なのに誰もやらない運動療法。インプットとアウトプットの黄金比3対7、2週間に3回使うと記憶に定着する法則など、脳科学ベースの具体策が80個も並びます。Qiitaに記事を書く手が止まらなくなる副作用あり。積ん読タワーに怯える日々から、書きながら覚える日々へ。読み終わったら感想をアウトプットするまでが課題です。

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

ミック / 翔泳社

2018年10月11日 発行

どんな本?

「とりあえず動くSQL」を書いては、後輩に「このサブクエリの森、入ったら帰ってこられないですよ」と苦笑される日々に終止符を打ってくれる一冊。CASE式とウィンドウ関数を手足のように扱えるようになり、自己結合やHAVING句の本来の使い方に「これがSQLの思想か」と膝を打つ瞬間が何度も訪れます。手続き型脳から集合指向脳への強制リハビリ施設。読了後、過去の自分が書いたSQLを見て静かに画面を閉じたくなるのが唯一の副作用です。

マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)

マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)

井上 直也, 村山 公保, 竹下 隆史, 荒井 透, 苅田 幸雄 / 株式会社 オーム社

2019年11月29日 発行

どんな本?

「TCPって何の略でしたっけ」と聞かれて固まった経験、ありませんか。なんとなくpingを打ち、なんとなくtcpdumpを眺め、なんとなく動いているネットワークの上で生きてきたエンジニアに、OSI参照モデルから三ウェイハンドシェイク、サブネットマスクの計算まで「ちゃんと分かる」を授けてくれる定番書。読了後はWireSharkの画面が呪文から物語に変わります。表紙の地味さに反して、ここに書かれていることを知らずにインフラを語るのは、九九を知らずに微積を解くようなもの。

Webを支える技術

Webを支える技術

山本陽平

2010年5月01日 発行

どんな本?

「RESTfulなAPI作って」と言われて、とりあえずURLを動詞っぽくしてGETとPOSTだけで済ませがちなあなたへ。この本を読むと、URIの設計に妙なこだわりが芽生え、PUTとDELETEを使い分けないと気持ち悪い体になります。HTTPメソッド、ステータスコード、ハイパーメディアといった「なんとなく知ってる」をきちんと体系化してくれるのがありがたい。Webがなぜこの形で世界中に広まったのか、その設計思想であるREARやリソース指向アーキテクチャまで腹落ちします。読了後、同僚のAPI設計レビューで急に厳しくなって嫌われるところまでがセット。

ソフトウェアアーキテクチャの基礎(第2版)

ソフトウェアアーキテクチャの基礎(第2版)

Mark Richards, Neal Ford / オライリー・ジャパン

2026年3月06日 発行

どんな本?

「とりあえずマイクロサービスで」と言い出した上司に、根拠を聞かれて沈黙したことはありませんか。この本はそんな雰囲気アーキテクトを卒業させてくれる一冊。アーキテクチャ特性、コンポーネント結合、適応度関数といった武器を授けてくれて、トレードオフを言語化する筋肉が鍛えられます。レイヤードからイベント駆動、サービスベースまで主要スタイルを俯瞰できるので、設計会議で「それ、結合度どうなります?」とドヤれる日も近い。ちなみに「すべての答えは"場合による"」という金言付き。身も蓋もないですが、これが真理。

BRAIN DRIVEN ブレインドリブン

BRAIN DRIVEN ブレインドリブン

青砥瑞人

2020年9月25日 発行

どんな本?

締切前夜、なぜか部屋の掃除を始めてしまうあの現象、脳のせいです。本書は「やる気が出ない自分」を根性論ではなく神経科学で解剖してくれる一冊。ドーパミン、ノルアドレナリン、扁桃体といった脳内キャストの役割を学ぶうちに、心理的安全性やメタ認知が「なんとなく良いもの」から「使える道具」に昇格します。AIに仕事を奪われる議論で消耗するより、まず自分の脳のドライバを更新したほうが早い。読了後、レビューで凹んでも「あ、いま扁桃体が暴れてるな」と他人事で眺められるようになる、ちょっと得な副作用つき。

ITエンジニアの転職学

ITエンジニアの転職学

赤川朗

2025年10月 発行

どんな本?

「年収上げたいので転職します」と言いつつ、面接で「御社の理念に共感しまして…」と棒読みする、あの気まずい儀式に終止符を。この本は転職軸を無理やり「作る」のではなく、過去の経験から「見つける」ものだと喝破してくれます。職務経歴書の書き方から逆質問の準備、面接官が何を見ているかの解像度がぐっと上がる構成。読了後はエージェントの「市場価値」というフワッとした殺し文句にもう揺さぶられません。皮肉なのは、転職活動が捗りすぎて、今の会社に意外と居心地のよさを感じ始めるかもしれないこと。

コンピュータはなぜ動くのか第2版知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識

コンピュータはなぜ動くのか第2版知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識

矢沢久雄

2022年10月 発行

どんな本?

「で、結局CPUって中で何してるの?」と新人に聞かれて口ごもった経験、ありませんか。フレームワークは語れてもメモリとレジスタの話になると急に視線が泳ぐ、そんな自分にそっと差し出したい一冊です。タイトルがそのまま問いになっていて、CPU・メモリ・データ構造・アルゴリズム・OS・データベースまで、コンピュータが動く理屈を矢沢節でほどいてくれる。読み終える頃には、ブラックボックスだったマシンが急に親しげに見えてきます。普段Pythonで殴り書きしている処理の裏で、二進数たちが健気に働いていたと知って、ちょっと優しくなれるかもしれません。

絵で見てわかるITインフラの仕組み 新装版

絵で見てわかるITインフラの仕組み 新装版

山崎泰史, 三縄慶子, 畔勝洋平, 佐藤貴彦 / 翔泳社

2019年6月19日 発行

どんな本?

「サーバって結局何してるの?」と新人に聞かれて、しどろもどろになった経験はありませんか。冗長化、負荷分散、キャッシュ、3層アーキテクチャ……現場で飛び交う単語をなんとなく流していた自覚がある人にこそ刺さる一冊。タイトル通り絵がふんだんで、CPUとメモリとディスクの関係がスッと頭に入ってくれるのが心地よい。クラウド全盛の今でも、土台のインフラを知らずにEC2を立てるのは目隠しで料理するようなもの。読み終わる頃には、後輩への説明が三割増しでドヤれます。

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

ミック / 翔泳社

2024年8月28日 発行

どんな本?

「とりあえず動くから」で作ったテーブル設計が、半年後に技術的負債として牙を剥いてくる現象に名前をつけたい全ての人へ。正規化って言葉だけは知ってるけど第3正規形あたりで怪しくなる、ER図を描こうとして手が止まる、そんな自覚症状にズバリ効く一冊です。論理設計と物理設計の違いから、やってはいけないバッドノウハウ集まで、現場で踏みがちな地雷を先回りして外してくれる。読了後はテーブル定義書を見るたびに「これ、第何正規形?」と独り言が増える副作用あり。

精神科医が教える AIメンタルケア入門

精神科医が教える AIメンタルケア入門

益田 裕介, 株式会社Kaien / 翔泳社

2025年11月17日 発行

どんな本?

深夜2時、本番環境が燃えている横で「自分のメンタルも燃えてるな」と気づいたあなたへ。精神科医とAI支援のプロが組んだこの一冊は、ChatGPTを単なるコード生成器から、雑にグチを聞いてくれる相棒へと格上げしてくれます。認知行動療法の考え方をAIとの対話に落とし込み、自己理解やストレスマネジメントに使うという発想が新鮮。プロンプトに「カウンセラーとして」と書く前に読んでおきたい内容です。バグは直せても自分の機嫌は直せなかったエンジニアの、地味に効く処方箋。

AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書

AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書

川畑光平, 菊地貴彰, 真中俊輝 / SBクリエイティブ

2022年8月22日 発行

どんな本?

「VPCって何?」「S3のバケットってバケツ?」——AWSを触り始めた頃の自分、用語のたびに検索を止めていませんでしたか。この本を読むと、EC2やIAM、Route 53といった主要サービスの"なぜそう呼ぶか"まで含めて頭の中に地図が描けるようになります。各サービスが何のために存在して、どう連携しているかの全体像がつながる感覚は、霧の中を歩いていたのに急に晴れるあの瞬間。Qiitaでも「用語で止まる人に」と紹介されるだけあって、入門書としての解像度が高い。ただし読み終わった後「なんでもっと早く読まなかったのか」という後悔だけは、どのリージョンにも保存されていません。

徹底攻略 応用情報技術者教科書 令和8年度

徹底攻略 応用情報技術者教科書 令和8年度

株式会社わくわくスタディワールド瀬戸美月 / インプレス

2025年10月23日 発行

どんな本?

基本情報を取った後、「応用情報、午後の記述で死ぬらしいよ」という噂に怯えて積読してませんか。この一冊は、ストラテジ系もマネジメント系もまとめて面倒を見てくれる頼れる門番です。アルゴリズムやネットワーク、データベースの正規化あたりで毎回つまずく人にも、図解と例題でじわじわ効いてきます。読み終える頃には、午後問題で「これ、わくスタの瀬戸さんが言ってたやつだ」と進研ゼミ現象が発動。合格後に「次は高度区分」と沼が口を開けて待っているのはご愛嬌。