Security の技術書

31 冊の技術書が見つかりました

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ

ミック / 翔泳社

2018年10月11日 発行

どんな本?

「とりあえず動くSQL」を書いては、後輩に「このサブクエリの森、入ったら帰ってこられないですよ」と苦笑される日々に終止符を打ってくれる一冊。CASE式とウィンドウ関数を手足のように扱えるようになり、自己結合やHAVING句の本来の使い方に「これがSQLの思想か」と膝を打つ瞬間が何度も訪れます。手続き型脳から集合指向脳への強制リハビリ施設。読了後、過去の自分が書いたSQLを見て静かに画面を閉じたくなるのが唯一の副作用です。

マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)

マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)

井上 直也, 村山 公保, 竹下 隆史, 荒井 透, 苅田 幸雄 / 株式会社 オーム社

2019年11月29日 発行

どんな本?

「TCPって何の略でしたっけ」と聞かれて固まった経験、ありませんか。なんとなくpingを打ち、なんとなくtcpdumpを眺め、なんとなく動いているネットワークの上で生きてきたエンジニアに、OSI参照モデルから三ウェイハンドシェイク、サブネットマスクの計算まで「ちゃんと分かる」を授けてくれる定番書。読了後はWireSharkの画面が呪文から物語に変わります。表紙の地味さに反して、ここに書かれていることを知らずにインフラを語るのは、九九を知らずに微積を解くようなもの。

Webを支える技術

Webを支える技術

山本陽平

2010年5月01日 発行

どんな本?

「RESTfulなAPI作って」と言われて、とりあえずURLを動詞っぽくしてGETとPOSTだけで済ませがちなあなたへ。この本を読むと、URIの設計に妙なこだわりが芽生え、PUTとDELETEを使い分けないと気持ち悪い体になります。HTTPメソッド、ステータスコード、ハイパーメディアといった「なんとなく知ってる」をきちんと体系化してくれるのがありがたい。Webがなぜこの形で世界中に広まったのか、その設計思想であるREARやリソース指向アーキテクチャまで腹落ちします。読了後、同僚のAPI設計レビューで急に厳しくなって嫌われるところまでがセット。

ソフトウェアアーキテクチャの基礎(第2版)

ソフトウェアアーキテクチャの基礎(第2版)

Mark Richards, Neal Ford / オライリー・ジャパン

2026年3月06日 発行

どんな本?

「とりあえずマイクロサービスで」と言い出した上司に、根拠を聞かれて沈黙したことはありませんか。この本はそんな雰囲気アーキテクトを卒業させてくれる一冊。アーキテクチャ特性、コンポーネント結合、適応度関数といった武器を授けてくれて、トレードオフを言語化する筋肉が鍛えられます。レイヤードからイベント駆動、サービスベースまで主要スタイルを俯瞰できるので、設計会議で「それ、結合度どうなります?」とドヤれる日も近い。ちなみに「すべての答えは"場合による"」という金言付き。身も蓋もないですが、これが真理。

プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則

プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則

上田勲 / 秀和システム

2016年3月 発行

どんな本?

「なんとなく動く」コードを量産して、レビューで先輩に静かな溜め息をつかれた経験、ありませんか。この本はそんな「動けばヨシ」職人を、原理原則を語れるエンジニアに矯正してくれる101本ノック。KISS、DRY、YAGNIといった耳タコな言葉から、単一責任やボーイスカウトルールまで、なぜそうするのかを短く鋭く教えてくれます。読み終わる頃には、自分の過去コードを直視できない副作用が発生しますが、それも成長の証。3年目までにと書いてありますが、10年目でもこっそり読み返す価値ありです。

AWSクラウド設計完全ガイド

AWSクラウド設計完全ガイド

アクセンチュア株式会社戸賀慶福垣内孝造竹内誠一浪谷浩一澤田拓也/ 崎原晴香浅輪和哉村田亜弥 / 日経BP

2025年3月22日 発行

どんな本?

AWSのサービス数、もはや数えるのを諦めた人向けの一冊。EC2とS3は知ってるけど、VPC設計で毎回ググり、IAMポリシーで30分溶かす日常に終止符を打ってくれます。Well-Architectedフレームワークに沿った設計の勘所が、アクセンチュアの現場知見で具体的に語られているのが強み。セキュリティ、可用性、コスト最適化まで、机上の空論ではなく「本番で殴られて学んだやつ」の匂いがします。読了後、AWSコンソールで迷子になる時間が確実に減る。その分、別のクラウドサービスで迷子になる未来までは保証されませんが。

達人プログラマー 熟達に向けたあなたの旅(第2版)

達人プログラマー 熟達に向けたあなたの旅(第2版)

David Thomas, Andrew Hunt / 株式会社 オーム社

2020年11月20日 発行

どんな本?

「動けばいい」で書いたコードが半年後の自分を苦しめる、あの既視感。DRY原則や曳光弾開発、壊れた窓の理論といった概念が、なんとなくやっていた作業に名前をつけてくれます。読み終わる頃には、同僚のレビューコメントに「これ達人プログラマーに書いてあったやつですね」と被せたくなる副作用つき。特定の言語や流行に依存しない普遍的な知恵が詰まっているので、AI時代でもたぶん賞味期限切れにならないはず。いや、むしろコードを書くのがAIになった今こそ、人間側が読んでおくべき一冊かもしれません。

Kubernetes完全ガイド 第2版

Kubernetes完全ガイド 第2版

青山真也 / インプレス

2020年8月07日 発行

どんな本?

kubectl applyを叩いてはエラーログと睨めっこ、PodがCrashLoopBackOffで無限ループに入るたびに「今日はもう帰ろう」と思った経験、ありませんか。そんな曖昧な理解を、物理的にも知識的にも殴り直してくれるのがこの鈍器。Pod、Service、Deployment、Ingress、Helm、Operatorまで網羅し、マニフェストの一行一行に意味が宿ります。YAMLがポエムから設計書に昇格する瞬間、読み切ると腕力とインフラ力が同時に鍛えられている、一石二鳥な一冊。

Docker実践ガイド 第3版

Docker実践ガイド 第3版

古賀政純 / インプレス

2023年2月21日 発行

どんな本?

「とりあえずdocker runしてみたけどコンテナが起動しない」「Dockerfileを雰囲気で書いてイメージが2GBに膨れ上がる」あるあるを、根本から解決してくれる一冊。インストールから始まり、Docker Composeでの複数コンテナ管理、Kubernetesとの連携、セキュリティ対策まで、第3版では最新動向もきっちり追従。コマンドを写経するだけの日々から、「なぜそのレイヤー構成なのか」を語れる側へ昇格します。厚みはあるけれど、積読にしてもコンテナ化はされないのでご注意を。

スッキリわかるPython入門 第2版

スッキリわかるPython入門 第2版

国本大悟, 須藤秋良, フレアリンク / インプレス

2023年11月06日 発行

どんな本?

IndentationErrorに初めて遭遇したとき、「スペースとタブで怒られる言語があるのか」と軽く絶望した経験、ありませんか。この本はそんなPython初心者の転び石を、絶妙な会話形式と図解でまるっと回収してくれます。変数や関数はもちろん、クラスや例外処理、コレクション操作まで、読み終わる頃には「なんとなく書ける」が「意図して書ける」に昇格。付録の環境構築でつまずきポイントもケア済みです。AIだ機械学習だと騒がれる時代に、まさかのインデントで心折れて挫折するのは、さすがにもったいない。

Azureクラウド設計完全ガイド

Azureクラウド設計完全ガイド

アクセンチュア株式会社山川美佐代福垣内孝造紙谷淳藤田哲朗浅輪和哉澤田拓也市川雅也淺枝薫土田翔一 / 日経BP

2026年1月08日 発行

どんな本?

「とりあえずVM立てとけ」で始まったAzure環境が、気づけば誰も全貌を把握していない魔窟と化している現場、ありますよね。この本はそんな無秩序に一筋の光を差し込んでくれる設計の羅針盤。仮想ネットワーク、ID管理、ハイブリッド構成まで、アクセンチュアのコンサル陣が実案件で培った勘所を惜しげもなく解説してくれるのが頼もしい。読み終わる頃には、上司の「とりあえずクラウドで」という雑な依頼に設計図で殴り返せるようになっています。ポータル画面を迷子になりながらクリックする日々に、そっと別れを告げましょう。

暗号技術入門 第3版

暗号技術入門 第3版

結城浩 / SBクリエイティブ

2015年8月25日 発行

どんな本?

「暗号化してます」と言いながら、中で何が起きているかはブラックボックス。そんな薄氷の上を歩くような実装から卒業させてくれる一冊です。共通鍵と公開鍵の違いを曖昧にしていた日々から、RSA、ハッシュ関数、デジタル署名、そしてPKIまで、数式に溺れることなくスッと頭に入ってくるのが結城浩マジック。アリスとボブの寸劇を追いかけているうちに、いつのまにかTLSの裏側まで語れるようになっています。読後の副作用として、オレオレ証明書を見た時の顔が少し険しくなります。

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版

徳丸浩 / SBクリエイティブ

2018年6月20日 発行

どんな本?

「バリデーションしてるから大丈夫」と言い張っていた過去の自分を、正座させて読ませたい一冊。通称「徳丸本」、Web開発者の免罪符にして踏み絵です。SQLインジェクション、XSS、CSRF、セッション管理の不備まで、攻撃の仕組みを実際に手を動かして再現できる仮想環境付き。読み終わる頃には、フォーム一つ実装するだけで「ここ、エスケープ漏れてない?」と同僚にツッコむ面倒な人間に進化します。セキュリティは「知らなかった」では済まされない世界。知ってしまった以上、あなたも共犯者です。

詳解 Terraform 第3版

詳解 Terraform 第3版

Yevgeniy Brikman / オライリー・ジャパン

2023年11月21日 発行

どんな本?

terraform applyで本番環境を溶かしかけた経験、ありますよね。この本はそんな無計画なインフラ職人を、宣言的にリソースを管理する紳士へと矯正してくれる一冊。moduleの切り方、stateファイルの扱い、workspaceでの環境分離まで、現場で血を流した著者ならではの知見が詰まっています。第3版ではテスト戦略やCI/CD連携も強化され、「とりあえずコンソールでポチポチ」から卒業できる。読み終わる頃には、手動で作ったリソースを見ると蕁麻疹が出る体質になっているはず。

ドメイン駆動設計をはじめよう

ドメイン駆動設計をはじめよう

Vlad Khononov / オライリー・ジャパン

2024年7月20日 発行

どんな本?

「とりあえずUserクラスに全部詰め込んどけ」で始まったプロジェクトが、気づけば神クラスという名の密林と化していた経験、ありますよね。この本はそんな混沌に「境界づけられたコンテキスト」という名の測量杭を打ち込んでくれます。ユビキタス言語、集約、ドメインイベントといったDDDの核心を、原著より格段にわかりやすく解説。戦略的設計から戦術的設計まで順序立てて学べるので、エヴァンス本で挫折した人の再挑戦にも最適です。読了後、コードレビューで「それ、ドメインロジックがサービスに漏れてません?」と指摘する側に回れます。ただし同僚に嫌われる可能性は自己責任で。

SQLアンチパターン第2版

SQLアンチパターン第2版

Bill Karwin / オライリー・ジャパン

2025年7月11日 発行

どんな本?

深夜、本番DBに投げたクエリが返ってこない。原因は素人時代に仕込んだカンマ区切りの「タグ」カラム。そんな地雷を踏み抜いた経験がある人に送る、失敗の百科事典です。ジェイウォーク、EAV、ナイーブツリーといった魅惑的な名前のアンチパターンを、「なぜそれがダメか」「ではどうするか」までセットで解説してくれる。読み終わる頃には、過去の自分が書いたテーブル定義を見て静かに目を逸らすスキルが身につきます。そして同僚のレビューで同じ罠を見つけた時、にやりと笑える大人になれる一冊。

ゼロトラストネットワーク(第2版)

ゼロトラストネットワーク(第2版)

Razi Rais, Christina Morillo, Evan Gilman, Doug Barth / オライリー・ジャパン

2025年6月18日 発行

どんな本?

「社内ネットワークだから安全」という信仰、そろそろ卒業しませんか。VPNの向こう側は意外と無法地帯、というのはランサムウェア事件の見出しが毎週教えてくれる通りです。この本は「信頼しない、常に検証する」というゼロトラストの思想を、認証・認可・デバイス信頼スコアといった構成要素から具体的に解説してくれる一冊。第2版ではクラウドネイティブ環境やSASEへの言及も増え、理想論で終わらせない設計指針が手に入ります。読了後は社内Wi-Fiに繋がる全端末に疑いの目を向ける、ちょっと面倒な同僚になれます。

AWS運用入門 改訂第2版

AWS運用入門 改訂第2版

山﨑翔平, 峯侑資, 小倉大 / SBクリエイティブ

2025年7月11日 発行

どんな本?

深夜のアラート地獄でSlackが鳴り止まず、目が虚ろになりながらCloudWatchのログを漁った経験、ありますよね。この本はそんな運用者の心の傷をそっと撫でながら、CloudTrailやSystems Managerを駆使した監視・構成管理の型を叩き込んでくれます。IAMの設計からセキュリティ、ログ基盤、コスト最適化まで、実運用で「これどうするんだっけ」となるポイントを網羅。改訂第2版では生成AI周りの話題もアップデート済み。読み終えると障害対応の初動が変わります。まあ、鳴らないに越したことはないんですが。

AIエージェント開発/運用入門 [生成AI深掘りガイド]

AIエージェント開発/運用入門 [生成AI深掘りガイド]

御田稔, 大坪悠, 塚田真規 / SBクリエイティブ

2025年10月01日 発行

どんな本?

「ChatGPTのAPI叩いて終わり」で満足していたあの頃に、そっと差し出したい一冊。AIエージェントを本気で業務投入しようとした瞬間、ハルシネーション、権限設計、コスト爆発という三重苦が襲いかかってくるわけですが、本書はそこをAWS Bedrockを軸に開発から運用まで地続きで案内してくれます。PythonでのAgent実装はもちろん、ガードレールや監視といった「作った後が本番」の話がしっかり書かれているのが頼もしい。PoCで止まりがちなAIプロジェクトを、ちゃんと上司に見せられる形まで連れていってくれる生存戦略本。

ネットワークはなぜつながるのか

ネットワークはなぜつながるのか

戸根勤

2007年4月 発行

どんな本?

「なんでpingが通らないんだ…」と深夜に頭を抱えた経験、誰しもあるはず。そんなモヤモヤを、ブラウザでURLを叩いた瞬間から世界一周レベルの旅路として解き明かしてくれる名著。TCP/IPの三ウェイハンドシェイク、DNSの名前解決、ルーターとハブの役割分担まで、電気信号になって光ファイバーを駆け抜ける気分で追体験できます。読後はWiresharkのパケットが急に親しげに見えてくる。ネットワーク障害の犯人探しが、ミステリー小説の謎解きに変わる一冊。ちなみに結構分厚いので、読み終わる頃には腕力も鍛えられています。

VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード

VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード

サプー

2024年7月27日 発行

どんな本?

Pythonは書けるけど、自分のコードがなんとなく「初心者くさい」と感じたことはないでしょうか。動くけど美しくない、PEP 8ってなんだっけ、内包表記は雰囲気で使ってる、そんな微妙な自信のなさをVTuberサプーがにこやかに成仏させてくれる一冊。forループをリスト内包表記に、ネスト地獄を早期return に、if文の羅列を三項演算子にと、ビフォーアフターが小気味よく並んでいて、読むたびに過去の自分のコードを消したくなります。動くコードと読まれるコードの差分を埋めたい人に。ただし読んだ翌日、同僚のPRに厳しくなりすぎる副作用あり。

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

ミック / 翔泳社

2024年8月28日 発行

どんな本?

本番DBで「あれ、このテーブル正規化どこまでやったっけ?」と冷や汗をかいた経験、一度はあるはず。この本を読むと、その場の勢いで生やしたカラムが数年後に負債として牙を剥く未来を、事前に回避できるようになります。正規化から論理設計・物理設計、インデックス、そして著者お馴染みの「やってはいけない設計(グレーノウハウ)」まで、実務で踏みがちな地雷を丁寧に解説してくれるのがありがたい。読み終わる頃には、レビューで先輩のER図にそっと赤を入れる勇気がついています。ついでに嫌われる覚悟も。

プロを目指す人のためのTypeScript入門安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで

プロを目指す人のためのTypeScript入門安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで

鈴木僚太 / 技術評論社

2022年4月22日 発行

どんな本?

`any` を書くたびに少し罪悪感を覚える、そんな繊細なエンジニアにこそ刺さる一冊。この本を読むと、型エラーを「うるさいな」ではなく「ありがとう」と受け取れるようになります。特に代数的データ型(ADT)の章は、Union型を「なんとなく使う」から「意図して設計する」へと思考を引き上げてくれる。型で仕様を表現する感覚が身につくと、コードレビューのコメントが激減するという副作用も。`unknown` と `any` の違いをちゃんと説明できるか怪しい人は、黙って買いましょう。

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

ミック / 翔泳社

2024年8月28日 発行

どんな本?

「とりあえず動くから」で作ったテーブル設計が、半年後に技術的負債として牙を剥いてくる現象に名前をつけたい全ての人へ。正規化って言葉だけは知ってるけど第3正規形あたりで怪しくなる、ER図を描こうとして手が止まる、そんな自覚症状にズバリ効く一冊です。論理設計と物理設計の違いから、やってはいけないバッドノウハウ集まで、現場で踏みがちな地雷を先回りして外してくれる。読了後はテーブル定義書を見るたびに「これ、第何正規形?」と独り言が増える副作用あり。

ふつうのLinuxプログラミング 第2版

ふつうのLinuxプログラミング 第2版

青木峰郎 / SBクリエイティブ

2017年9月21日 発行

どんな本?

lsとcatとgrepは打てるのに、いざ「シェルって結局何をしてるの?」と聞かれると目が泳ぐ、そんな中級者の急所を的確に突いてくる一冊。ファイルディスクリプタ、プロセス、パイプ、シグナルといったUnixの基礎概念を、実際にCで小さなツールを書きながら腹落ちさせてくれるのがすごい。読み終わる頃には、manページが辞書ではなく読み物に見えてくるはず。普段DockerやAWSに任せている「その下の世界」を、たまには覗いてみるのも悪くないという気持ちにさせてくれます。抽象化に甘やかされた指先へのリハビリに最適。

Clean Architecture

Clean Architecture

Robert C. Martin

2018年7月 発行

どんな本?

「とりあえず動くからヨシ!」で書いたコードが半年後に化け物に育っていた経験、ありませんか。この本はそんな現場のカオスに、依存性のルールという一本の補助線を引いてくれる劇薬です。エンティティ、ユースケース、インターフェースアダプタ、フレームワークという同心円を理解した瞬間、SpringBootのControllerにビジネスロジックをベタ書きしていた過去の自分を全力で殴りたくなる。フレームワークは詳細、DBも詳細という思想を浴びると、世界の見え方が変わります。なお読了後、既存プロジェクトを見て発作的にリファクタしたくなる副作用には要注意。

フロントエンド開発のためのテスト入門 今からでも知っておきたい自動テスト戦略の必須知識

フロントエンド開発のためのテスト入門 今からでも知っておきたい自動テスト戦略の必須知識

吉井 健文 / 翔泳社

2023年4月24日 発行

どんな本?

「動作確認は目視です」と胸を張っていた頃の自分に読ませたい一冊。リファクタしたら別の場所が壊れる、あの絶望的なモグラ叩きから卒業させてくれます。Jest、Testing Library、Storybook、Playwrightといった定番ツールを、単体・結合・E2E・ビジュアルリグレッションと目的別に整理してくれるのが親切。テストコードのモック地獄で沼ったときの処方箋まで用意されている手厚さ。読み終わる頃には「テストは書く時間がない」ではなく「テストがないと書く気にならない」側の人間になっています。手遅れになる前にどうぞ。

徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和8年度

徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和8年度

株式会社わくわくスタディワールド瀬戸美月, 株式会社わくわくスタディワールド齋藤健一 / インプレス

2025年9月26日 発行

どんな本?

「セキュリティは大事」と言いつつ、いざ試験対策となると頭を抱えるのが情報処理安全確保支援士。暗号方式、認証プロトコル、インシデント対応…範囲の広さに「これ全部覚えるの?」と心が折れかけるあの感じ、わかります。この一冊は午前から午後問題まで体系立てて解説してくれるので、断片的な知識がちゃんと線でつながる。実際、CISSPに3か月で合格した文系エンジニアがClaude Codeで学習アプリを自作するときの土台にもなっていたほど。読み終わる頃には、社内で怪しいメールを見つけて静かにドヤれる人材に進化しています。資格を取ったあとも本棚で頼れる辞書になってくれる、地味に長持ちする一冊。

パスキーのすべて ── 導入・UX設計・実装

パスキーのすべて ── 導入・UX設計・実装

えーじ, 倉林雅, 小岩井航介

2025年1月28日 発行

どんな本?

「パスキー対応しといて」と軽く言われて安請け合いした結果、既存ユーザーの認証情報が全部吹き飛ぶ地獄絵図。そんな悲劇を未然に防いでくれる一冊。WebAuthnの仕組みからUX設計、attestationの扱い、同期パスキーとデバイス固定パスキーの使い分けまで、パスキーという名前の裏で暗躍する仕様たちを丁寧に解剖してくれる。読み終わる頃には「パスワードレスって単にパスワード消せばいいんじゃないの?」と言ってきた上司に、静かに本書を差し出せるようになります。認証は雰囲気でやるものではなかった、という事実に気づけるのが最大の収穫。

セキュリティ技術の教科書第3版

セキュリティ技術の教科書第3版

長嶋仁

2023年3月 発行

どんな本?

「セキュリティ、大事ですよね」と言いながら何もしていないエンジニア、全員心当たりがあるはず。生成AIが猛烈な勢いで普及している今、攻撃の入口も静かに増殖中です。この本はCompTIA Security+の試験対策本でありながら、暗号化方式やリスクマネジメントの考え方が体系的に整理されていて、「なんとなく知ってる」を「ちゃんと説明できる」に変えてくれます。読み終わる頃には、セキュリティインシデントのニュースを見て「あーあのベクターか」と呟く自分に気づくはず。資格を取るつもりがなくても十分おいしい一冊。なお、読んだからといって自社のセキュリティが改善するかは、あなたの上司次第です。

実務で役立つ ログの教科書 基礎知識から収集方法・分析手法・トラブルシューティング・パフォーマンス最適化・機械学習での活用まで

実務で役立つ ログの教科書 基礎知識から収集方法・分析手法・トラブルシューティング・パフォーマンス最適化・機械学習での活用まで

増井 敏克 / 翔泳社

2025年11月25日 発行

どんな本?

障害発生。ログを開く。スクロール、スクロール、スクロール……で、結局「よくわからんけど再起動したら直った」で終わった経験、一度はあるはず。この本はそんな"ログ読んでるふり"から卒業させてくれます。ログレベルの使い分けから、収集・集約の設計、さらには機械学習での活用まで一冊に詰め込んでいて、読み終わる頃には障害対応でログを追う自分の動きがまるで変わります。「なんか怪しい行を見つけたけど確信が持てない」が「このエラーパターン、あのコンポーネントが原因ですね」に変わる感覚、なかなか気持ちいい。ログは嘘をつかない。つかないけど、読めない人間には永遠に黙ってます。