Java の技術書

9 冊の技術書が見つかりました

リーダブルコード

リーダブルコード

Dustin Boswell, Trevor Foucher / O'Reilly Media, Inc.

2012年6月 発行

どんな本?

半年前に書いた自分のコードを読んで「これ書いたの誰だよ」と毒づいた経験があるなら、今すぐレジに向かうべき一冊。変数名 tmp や data を量産していた過去の自分が成仏します。「名前に情報を詰め込む」「コメントは書き手の意図を補足するもの」など、当たり前のようで誰も教えてくれなかった作法を、ユーモア混じりのイラストでサクッと叩き込んでくれるのがすごい。読了後、レビューで指摘する側になれますが、同時に過去のコミットログを消したくなる副作用付き。

改訂新版良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい成長し続けるコードの書き方

改訂新版良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい成長し続けるコードの書き方

仙塲大也

2024年12月 発行

どんな本?

「とりあえず動くからヨシ!」で書いたコードが、半年後の自分に刺されるあの感覚。神クラス、データクラス、巨大なif文の沼…身に覚えがあるなら今すぐページを開くべき一冊。単一責任やカプセル化を「教科書のお題目」ではなく「悪いコードを直す処方箋」として叩き込んでくれるのがすごい。リファクタリング後のコードを見て「えっ、こんなに読みやすくなる?」と声が漏れます。読了後、過去の自分のコミットログを直視できなくなる副作用にはご注意を。

Clean Architecture

Clean Architecture

Robert C. Martin

2018年7月 発行

どんな本?

「とりあえず動くからヨシ!」で書いたコードが半年後に化け物に育っていた経験、ありませんか。この本はそんな現場のカオスに、依存性のルールという一本の補助線を引いてくれる劇薬です。エンティティ、ユースケース、インターフェースアダプタ、フレームワークという同心円を理解した瞬間、SpringBootのControllerにビジネスロジックをベタ書きしていた過去の自分を全力で殴りたくなる。フレームワークは詳細、DBも詳細という思想を浴びると、世界の見え方が変わります。なお読了後、既存プロジェクトを見て発作的にリファクタしたくなる副作用には要注意。

手を動かしてわかるSpring Boot入門 ステップバイステップで学ぶWebアプリ開発の基本

手を動かしてわかるSpring Boot入門 ステップバイステップで学ぶWebアプリ開発の基本

田村 達也 / インプレス

2026年4月07日 発行

どんな本?

Spring Bootの公式ドキュメントを開いて「で、結局どこから手を付ければ?」と固まった経験、ありませんか。アノテーションの森に迷い込み、@Autowiredと@Componentの関係をなんとなくで済ませてきた人にこそ刺さる一冊。コントローラ、サービス、リポジトリの三層構造をハンズオンで組み立てながら、Thymeleafでの画面表示やJPAでのDBアクセスまで一気通貫で体験できます。読み終わる頃には「とりあえずSpring Initializrからzipを落とす」が日常動作に。Java入門書の次の一歩としてちょうどいい段差を用意してくれている、優しい踏み台。

現場で役立つシステム設計の原則

現場で役立つシステム設計の原則

増田亨

2017年7月18日 発行

どんな本?

「とりあえずServiceクラスに全部書いとけ」で生まれた1000行のFatService、心当たりありませんか。気づけばControllerもRepositoryも肥大化し、ドメインロジックは行方不明。この本はそんな迷子のオブジェクトたちに「帰る場所」を与えてくれます。値オブジェクト、区分オブジェクト、三層+ドメインモデル。データクラスとロジックを引き剥がす作法を、Java現場の生々しい例で叩き込んでくれるのがありがたい。読み終わる頃には、なんでもString型で渡してくる過去の自分にそっとお説教したくなります。

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

エリックエヴァンス / 翔泳社

2011年4月 発行

どんな本?

「とりあえずServiceクラスに書いとけ」を繰り返した結果、誰も触れない神クラスが爆誕した経験、ありますよね。この鈍器のような一冊は、そんな混沌に「ユビキタス言語」「境界づけられたコンテキスト」「集約」という秩序をもたらしてくれます。読み終わる頃には、ドメインエキスパートとの会話で「それ、エンティティですか値オブジェクトですか」と詰め寄る面倒な人間に進化。コードより先に業務を理解したくなる、副作用の強い名著。積読されがちなのもまた、伝統です。

実践ドメイン駆動設計

実践ドメイン駆動設計

ヴァーン・ヴァーノン / 翔泳社

2015年3月16日 発行

どんな本?

「とりあえずControllerにビジネスロジック書いとくか」が口癖になっていませんか。気づけばServiceクラスは2000行、誰も触れない伝説のFatModelが鎮座する地獄絵図。そんなあなたの設計観を解体してくれる分厚い処方箋。集約、境界づけられたコンテキスト、ユビキタス言語といったDDDの核を、Java/Spring寄りの実装感覚で噛み砕けます。読み終わる頃には会議で「それ、どのコンテキストの話ですか?」と言い出して若干煙たがられるまでがセット。

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

成瀬允宣 / 翔泳社

2020年2月13日 発行

どんな本?

「とりあえずService層に書いとけ」で肥大化したクラス、心当たりありませんか。エンティティと値オブジェクトの違いも曖昧なまま、なんとなくレイヤードアーキテクチャを真似していた日々に、優しくツッコミを入れてくれる一冊。リポジトリ、集約、ドメインサービスといったDDDの語彙を、サンプルコードと一緒にボトムアップで積み上げてくれるので、青本で挫折した人ほど染みます。読み終わる頃には、ただのgetter/setterの塊だったクラスが愛おしく見えてくる副作用つき。

単体テストの考え方/使い方

単体テストの考え方/使い方

Vladimir Khorikov

2022年12月28日 発行

どんな本?

「テスト書いてます!」と胸を張ったものの、リファクタするたびにテストが赤くなって結局コメントアウト、なんて経験ありませんか。この本はそんな「壊れやすいテスト」を量産していた過去を直視させてくれる名著。良い単体テストの4本柱、ロンドン学派とデトロイト学派の違い、モックを使うべき境界線まで、なんとなくでやっていた判断に明確な軸を与えてくれます。読み終わる頃には、過去に書いた自分のテストコードを供養したくなるのがすごい。カバレッジ100%が必ずしも正義ではないと知ってしまった責任は、もちろん自分で取ってください。