Git の技術書

3 冊の技術書が見つかりました

入門Git (ギット)

入門Git (ギット)

濱野純 / 秀和システム

2009年9月 発行

どんな本?

git add . して git commit -m "とりあえず" を繰り返してきた人生に、そろそろ向き合う時が来ました。本書はGitの生みの親・濱野純による解説書で、「なぜgit rebaseはこんな挙動をするのか」が腑に落ちる瞬間を届けてくれます。CVSやSVNの「差分を保存する」思想を引きずったまま使うと永遠にGitが謎のままなのですが、コミットグラフをオブジェクトの連なりとして捉え直すだけで、あの呪縛がすっと解けます。読み終えると「git logが怖くない」どころか「歴史を自在に書き換えられる人間」になれます。ただし、その力を本番ブランチで使うかどうかは自己責任で。

伽藍とバザール

伽藍とバザール

E.S.Raymond / Google Publishing

2014年10月27日 発行

どんな本?

「Gitってなんでこんなに概念がわかりにくいんだ」と思ったことがあるなら、その違和感はあなたのせいではありません。CVSやSVNという前時代の呪縛を引きずったまま説明されてきた歴史的経緯が原因で、Gitは最初から「わかりにくく見える」宿命を背負っています。この本はそもそもオープンソース開発の思想的な地図を描いた一冊で、バザール方式という言葉が指す「なぜ分散して開発するのか」の根っこを教えてくれます。読み終えると、Gitのブランチ戦略やコラボレーションの作法が「道具の使い方」ではなく「文化の産物」として見えてくる。技術書というよりほぼポエムなのに、なぜかコードが書きたくなるのが不思議なところ。

GitHub実践入門

GitHub実践入門

大塚弘記

2014年4月25日 発行

どんな本?

git pushしたら本番が壊れた、あの夜の記憶はもう要りません。PullRequestもブランチ戦略も「なんとなく」で乗り切ってきたツケが、この本を読むと一気に回収されます。コミットの内部構造やオブジェクトの仕組みまで丁寧に解説してくれるので、「Gitって結局何をしているのか」がようやく腑に落ちる。フォークからIssue管理まで、GitHubを開発フローの中心に据える感覚が身につきます。読み終えた頃には、あの意味不明だったコンフリクト解消が、なぜか少し楽しくなっている自分に気づくはずです。