伽藍とバザール
E.S.Raymond / Google Publishing
2014年10月27日 発行
どんな本?「Gitってなんでこんなに概念がわかりにくいんだ」と思ったことがあるなら、その違和感はあなたのせいではありません。CVSやSVNという前時代の呪縛を引きずったまま説明されてきた歴史的経緯が原因で、Gitは最初から「わかりにくく見える」宿命を背負っています。この本はそもそもオープンソース開発の思想的な地図を描いた一冊で、バザール方式という言葉が指す「なぜ分散して開発するのか」の根っこを教えてくれます。読み終えると、Gitのブランチ戦略やコラボレーションの作法が「道具の使い方」ではなく「文化の産物」として見えてくる。技術書というよりほぼポエムなのに、なぜかコードが書きたくなるのが不思議なところ。



