基礎から学ぶマーケット・デザイン
川越敏司
2021年12月20日 発行
「公共財をタダ乗りせず正直に評価額を申告させるには?」という、人間の本性に逆らうような難題に、ゲーム理論で殴りかかる一冊。VCMやマッチング理論、オークション設計まで、ノーベル経済学賞級のメカニズムが一通り並びます。読み終わる頃には、社内の「誰がランチの店を決めるか問題」にすら戦略的耐性のあるメカニズムを設計したくなる副作用つき。Pythonで実装まで踏み込めば、抽象的だった「インセンティブ整合性」が急に手に馴染む道具に変わってくれる。経済学は文系の学問、と思っていた過去の自分を殴りに行ける良書。
注目の引用記事
- Qiita【実装編】公共財供給メカニズム〜VCM〜2
